2013.02.01 林 住 期

 

***

最近 若い女の子たちが スイーツとか唐揚げとか 食べながら

あ  神~!! って言う   なんじゃ そりゃ・・!!

 

あまりの美味しさに 「神降臨!」したんだ という意味?だそうな

 

どんどん 表現は進化していて 

ギャル なんてのも もう 古い

何でも 欧風?ローマ字を使ったりする  

つらつら 考えるに この「つらつら」なんてのもカンペキ 死語!

若い子から  ナンデスカ  そのつらら? つらつら? って?!

と 言われそう

 

「神降臨」って われわれ世代が 何か不思議なことや

神秘な体験した時

「天の配剤」 だわ・・・って言うのと

似ている?  似ていない?

 

 

  詩 *  

 

林 住 期

 

ゆるやかに長く吐ききってしまえば

ことさら構えなくても

空気は身に入ってくる

しぜんなリズムで

無理のない歩幅で

じぶんのやりかたで

 

迷いつつ あれもこれも捨ててきた

置き去りにしたものもいくつか

猶予せまられ放りだしたこともある

それらのわりには

掬えたものは僅かだ

吐く長さからみれば

吸うのはほんの余剰のような

 

街路樹が少しづつ染まり

落葉も増えてきた

黄昏の季節は

いつともなく しかし

急に近づいてくる

ふと振り返れば

ゆれる芒の穂だ

 

染まりだした木々は空の碧さに似合う

安堵のいろにも見えるのは

透きとおる空気のせいか

朝には

まっさらな一日に戻して

踵から つま先へ

吐ききりながら

先へ

 

 

***先般 個人詩誌を送った方から その中の「林住期」という

詩のタイトル  造語ですか・・・というご返信を頂いたりした

 

 造語ではなく 

古代インドの思想で 人生を四つの住期に分ける

それを自然の四季に分けるなら

 

春  勉学や修行に励むーー学生期(がくしょうき)   

夏  職業に就き家庭を営むーー家住期(かじゅうき)

秋  務めを果たし自然に向き直って自分自身の人生をみつめる

ーー林住期(りんじゅうき)

冬  老いて家を捨て巡礼しながら死場所を求める放浪と祈りの余生

―ー遊行期(ゆぎょうき)                  

 




  
 

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