春なのに

ちっとも春らしくない不順な空模様がつづいている。
何か不穏な前触れ・・になりませんように。


    四月は喪の月

昨年も同様に書いているのだが、
桜の時季はかっての見送りの日々が甦る。


父・四郎、わたしの子ども~青春時代を暗い悲嘆の
境遇にさせた張本人。 

病んで入院先の規律を守らず追い出されて自宅に
戻り、数か月後の4月に逝った。


愛犬のフーレン、花見の散歩中、はしゃいで
駆け回り、花びらの吹き溜まりに貌突っ込んで、
黒い鼻先をピンクに染めた愛嬌のふうちゃん。

花の降りしきる頃、昇天していった。



夫、壮絶な闘病の果て、
車椅子に乗せられて病院脇の桜並木を堪能し、
散り急いだ花の跡を追うように数日後、肺炎を併発、
苦しいなかモルヒネの点滴と酸素マスクの下、   

「・・・もう、何ともないよ、  よくなったよ・・・」

か細い声を残し、天の舟に揺られ旅立っていった。



    見送るということ

経験のあるひとなら大抵、誰にも思い当たる
(と 思われる)  自責、悔い、贖罪・・・、
の念。

送って数年思い出す夫の姿は弱ったころの痩せた姿
ばかり・・・で、参っていた。


やっと最近、 元気明快、ボジティブな、少々
極楽トンボな人柄の姿が浮かんでくるようになってきた。


北極人と、ハメハメハ大王、・・・真逆の組み合わせ
ゆえに起こる日々数々のマサツとアツレキ、
よくケンカもしたわよねぇ、、、


残した相方のこのごろのボケてきた失態なんか、
もしか、  上から見降ろして
ワッハハハハ・・・、   大笑いしてない??!


    
    終了のチャイム

送り方のさまざま。
特に心に刻印されているのは、

お聖さん、こと作家の田辺聖子さん。

ご主人のカモカのおっちゃんとのなれそめや日々は
知る人ぞ知る・・・、仲睦まじかった夫君逝きし後、
著名なるがゆえの各取材を受けて、

・・今のご心境は?
問われて、お聖さん、答える。

・・テストの時間、ひっしで問題に向いて解いて
いるうち、 やがて・・・、

キンコン、カ~~~ン!!

って、授業終了の鐘(チャイム)が鳴ったの。・・・




     つんく。さんの再スタート

記事にするのが遅きに失してしまったけれど、、


歌のバトル関連の番組など見てて、
つんくさんのプロ歌手としての的確な評を聞く
機会がなくなって久しく、

どうしておられるのかなぁ~~、

ふと想った、その翌日、
こんなニュースが新聞に出た。

「声帯摘出したことを母校の近畿大の入学式で公表」

・・がんが治りきらず、一番大事にしてきた声を捨て、
生きる道を選びました・・・

そのようなメッセージが入学式会場の大型スクリーン
に、字幕で映し出される模様も普段は見ない昼間の
テレビで見た。


当初のド派手な頃より、音楽プロデューサー以後の
つんくさんに好感を持っていた。
素人が聴いても、とてもとても歌が上手い人だと
思う。


「つんくさんの、高音域から低音域への幅のある声は
美空ひばりさんに匹敵する」

・・・という評を何かで読んだ。
類い稀なる声質の歌手だったと思う。

歌うことはモチロン、喋ることも大好きだった関西人
のつんくさんが、その声を捨てる、という選択は
並々ならぬ苦渋と悲哀と決意の先・・・と思える。

久々にテレビで見たつんく♂さんは、以前と変わらず
爽やかで粋でカッコいい・・つんく♂さんだった。


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