2015.12.22 詩 そらの風
まう風 めぐる風 

 

大空に弧を描いて  
動くとも止まるとも知れず


ゆっくり ゆっくり
大きくまわる
ゆるい風になる


観覧車
 

あやうい 硝子のなか
閉ざされたまま
ときに 
声にならない声が
広い宇宙(そら)
に向かって 舞い回る 


あのとき
あのひ
あのひと
あのこえ
あのおと
あの そらとかぜ

ゆっくり
巡りまわる
大空のなかで
無機質に 動くとも
止まるとも しれず
まわる


やがて
カタン、  かすかな音が軋んで
扉がひらき
人生 ひと巡りが
おわって
また ひと巡りが 
はじまる


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