五行詩 試作


五月晴五月曇五月雨五月闇
メイストーム
なぜか好きになれない
「いきざま」
という言葉




五月うつには
深い濃い緑は 重い
仕舞い込んでいた薄い羽根
伸ばして、
おぉ~~い、  雲よ




花は散った
過去はもどらない
あたりまえだ
足どりは行きつ戻りつ
日々 繰り返す




  
     ーー詩ーー

   父よ

酒癖のDNAは
継がなかった
先天か後天か 酒は吐くほどきらい

か あらぬか
ひとぎらい 集団拒否症 コミュ敬遠症
孤独癖 へんくつ  ほか多数
は 請け負った

ひっくり返った卓袱台から割れ散った
茶碗の欠片
欠けたかけらは わたしの身体のなかに
刺さったまま 折々疼く

長じて
呑まずにはいられなかっただろう父の
ふかい底のかなしみは すこぅし会得した

父のモノを視る目 
ファインダーを通して 写し撮った風景の数々
父の際だった分野は真似できずとも
山々 海のさざ波 樹や花
それら自然を通して表現してゆく

自然を視る目と感性 
父のDNAを受けて
かろうじて わたしは地に立っている


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