背負子(しょいこ)?!
 

・・・幼子を背負子にひとり もうひとり腰紐で
結わえ 熊野古道を走破した・・・、

という話しを聴いたとき

 

 いったい いつの時代の おっちゃんやねん、、、


ついで 前と後ろに子をしょって、森閑の古道を歩く
父子の映像が
ぶぁ~~~、 と 浮かんできた。



・・・リヤカーに乗せて遍路した・・・、
話しのときは

 小説が書けそう・・・ って思ったけど、


背負い子と腰紐・・・のときは 

 映画が作れるぅ・・・って思った。  



わたしゃ 仮想作家かプロデューサーか??






   熊野古道の旅

かって、わたしも歩きました、長女と一緒に。

長女同行の旅も 宿泊だけ決めて 他はほぼ 
”行きあたりばっ旅”




民家の横、ごくフツーの細い坂道を登って行って、

そこから 杉木立に分け入り 石畳を登り、
途中 苔むした大石や地蔵?なんかがあって、



以前は
旅に出ても 殆ど 写真を撮ったことがない、



心象に刻まれた思い出だけが頼りである、


かなりきつい古道を登った先に 峠の東屋が
あって一休み、涼しい風が吹いてきて、眼下に
広がる海を眺めた。


そこから 下って、海岸に沿った岩場を歩いた、 


白い波飛沫(しぶき)を浴びながら ごつごつ奇岩
の上を伝っていった。
結構 長い距離だったと思う。



やがて  那智の滝 着。

災害前の  迫力ある 壮大な瀑布だった。

赤い三重(だったけ?)の塔の回廊をぐる~と
周りながら、
あちこち 場処を替えながら、 
白い瀑布の大滝と塔の光景を 胸の記憶に残した。


写真も記録メモも無いけど、”詩”が残っている。


 **以前に発表済みの作品ですが・・・
        ↓
        詩


      鬼のゐぬ間に


     古道を登りつめると
     紺青の海が見えた
     鏡になって陽の光りをあつめた水は
     万遍なく
     きらきら しゅくしゅく
     ただ 眩しく
     遙か以前
     生きものたち万物が ここから
     生まれ出でてきたことを確信する

     峠を下り
     鬼ヶ城の険しい崖道を伝いあるく
     鬼の頭(かしら)は征伐されて不在だが
     「見張り場」がある「千畳敷」がある
     「洗濯場」で
     使い古した いのちを
     ざぶんざぶん 洗う
     動物たちさえ逡巡したか「犬戻り」「猿戻り」
     小春日和のこの日でさえ
     荒波が砕け散る険しい岩場だ

     長い長い歳月にさらされ 侵食され
     物言わぬ石や岩は奇形になって
     現代人の
     原初への旅の背景になるのか
     癒しという再生への舞台になるのか
     漂泊の海は そこにある
     
     そこに 光る海がある
  


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