2013.09.09 秋、だね

 

  ホームのなつばあちゃん

 

 手押し車をひいて歩く97歳のなつ母は今夏も変わりなく、

息災で過ごせた。

 

 

独り暮らしのころは、暑くなれば、古くて不調のクーラーを

つけられず、古扇風機をカタカタ鳴らし動かす。寒くなれば、

裏の小屋からこれまた古くて重いストーブを出し、その前に

灯油を買って補充せねばならない・・・。

 そんな日常の事柄が少しづつ出来なくなって、その度、長姉が

駆けつけて助けた。

 
 
  
 施設では、暑かろうと寒かろうと、空調の利いた部屋で過ごせる。

 

 

最近、手押し車を置いたまま、前に屈んだ体で、

トットットッ、・・・歩きだしてトイレに向かったりする。

もし、転んで骨折でもしたら、今度こそ寝たきりになって

しまうだろう。

 スタッフの配慮でなつさんの居室には、マットが敷き

詰められているが、ディルームは車椅子の入居者のほうが

断然多く、床板のフロアになっている。

 

ほら、ちゃんと手押し車ひいてよ、かあさん!!

 

 

 

二年ほど前の秋、夜中にトイレに立とうとして、ベッドから

落ちて骨折した。

 

 その折の作品  以下に

 

 

 

 

母の唱歌               

 

 

朝早く携帯が点滅して ―母入院 来てください

姉からの 二行の印字を見る

動揺はしない それから秋らしい好天の朝の家事を

たんたんと こなし ことさら念入りにひとつひとつ

 

何があったのか不明なまま 何があっても覚悟の途上で

あれもこれもと 不要な用向きに手をだす

 

昔 電車に乗りはぐれ

手術室へ向かうひとを見送れなかった

悔いと哀しみを 幾年も背負ったままだ

 

同じ轍は踏むまい とはおもわず

季節にかかわらず 風は吹くし 水は流れるし

 

か細くなって折れた足の骨のかわりに

金属の棒二本 ネジ一つ

半身を白く包まれて戻ってきた母を

部屋で迎える

浅い睡りの合い間には 車椅子で部屋の外に連れだす

 ♪タンタン、タンターン  ワーレハウミノコー 

シラナーミーノー  タン、ターン、 

「もうじき さよならだよ、かなしいけど 

しょうがないでね」

♪ハルコオーローノ ハナノーエンー

 

すべてを巻きとった年齢の母の口から 

なつかしい唱歌がつぎつぎとでてくるのを

黙って聴く

 

        *個人詩誌21号より

 

 

           

 

 

 

       “ゾウのデコ園”  事情

 

 うちの庭 ミニミニ菜園 “ゾウのデコ園” は、まだミニトマト

やピーマン、シソ、ゴーヤが繁っていて、“草じゃんぐる”

になっている。

 暑さのせいかどうか、ピーマンの葉っぱは巻貝?か春巻き?

みたい丸まって、緑ピーマンじゃなく、赤いトンガラシ?に

なったりしている、 唐辛子なんて植えた覚えはないんだけど。

 ゴーヤもふにゃふにゃ、か、黄色になったりしている??

 

 おもいきって、取り去ってしまいたい衝動に駆られるが、

見ればミニトマトの小さな赤い実がなってるし、シソももうすぐ

実になるところだし、

それにまだ昼間は暑いし、体が動いてくれない。

 例年だと、9月の終りごろ、片付けることになっている・・・笑

 

 

 

   

      ―― 秋、だね

 

 手元にある雑記帳をぱらぱら、めくっていたら、

少し古い話であるが、

“人志松本の○○な話” のメモが載っている。

書いたことをすっかり忘れていた。

ノートにはゴリさんの話がメモしてある。

 

 この雑記用ノートには、例えば、TVを見ていて、感銘すること

があると、書き留めておいたり、料理番組のレシピなど、文字通り、

雑書きのメモノートである。忘れてしまった言葉やことわざなど、

防備録にもなっている。

 

  *以下、その古いメモより

 

 ゴリさんって、名前は何ていうんだろう、やっぱりゴリさん??

たしか、ガレッジセールとかいう?  あまり、お笑い番組は見ない

ので、コマーシャルや“ポストマン”の番組などで見る。

 松本人志さんいわく、ゴリさんは典型的なKYのよし。KYとは

“空気の読めない人”のこと。   でも、ゴリさんのKYは、

場を和ませる、癒しのKYのようである。険悪な、あるいは 

暗いトーンになってくると、  おい、ゴリの出番やな・・・、

という具合に。

 

 

 ゴリさんの話は、  この時の○○の題は忘れてしまったし、

メモにも記してない。

 

 ゴリさんの同郷、沖縄の元ボクシング選手、具志堅洋高さんの

こと。

 

 レポータ―; ○○高校出身の具志堅さん、その学校の伝統(でんとう)は??

 具志堅 ; おもむろに天井を見て、 答える。

 

    

―― ナショナル、 だね

 

 

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