八ヶ岳・美し森から

 

 今季、初冠雪になった日、山梨は美し森途上で富士山を

眺めた。

20131019美し森

 

 八ヶ岳高原ライン・バスツアーの朝、出発時は雨で、最初の

休憩エリアまでは降られたが、次第に晴れてきて、周りの山々や

田園風景が映えて見えるようになった。

 

 

 旅に出て、バスや電車に揺られしばらく過ぎると、じき山や林や

田園の風景になる。 

いつもながら、“ニッポン国って、山河のくに・・・”だと実感する。

山々に囲まれた山あいには集落が広がり、それぞれの村の暮らし

が営まれている。そんな山のどこかで台風や豪雨により、地崩れが起き、

川水が溢れ、集落の惨害が生じたりする。

 自然は美しい・・・。  けど・・・。

 

高速をひた走るバスの窓から不謹慎ながら、そんなことを

しみじみ思いながら、いいようのない切なくつらい感慨も湧く。

 

 

 

バス旅の“目玉”は、清里のホテルでの昼食バイキング!

 

少食のわたしめは、ほんとはバイキングは好みではない。

 

いつも歩きツアー専科なのに、何でこの旅?になったのか。。。、

少し前の“乗鞍スカイライン・新穂高ロープウェイ”の山岳紅葉散策

に申込んで費用も振込み、旅行案内パンフも届き、その日を待つばかり

になっていた直前に、地域集合場所発の人員が集まらなかったとかで、

中止!! となったのだった。そんなぁ~、あり? (怒) 

 

 

 日程の都合もあって乗鞍はあきらめ、八ヶ岳行きとなったのである。

乗鞍は若いころ(当たり前だけどそんな時期もありました)夏スキーで

滑っている。八ヶ岳も数年前に長女と行っている。

最近はツアーを利用しているが、以前は長女の友人の旅コンダクター

にざっくり組んでもらい、泊まりで電車での自由な旅をしていた。

北海道、熊野古道、伊豆修善寺、軽井沢etc・・、たくさん旅をしてきた。

長女は目下、ワークウーマン兼子育てに奮闘中。

 

 今回は次女とのいつものバス旅に、(次女の)ムコさんが初・同行した。

 

 

      

        ツミですバイキング!

 

 バイキングは好きではないと言いながら、イザ!その場に

遭遇すると、お皿にあれもこれも、あっちもそっちも、と

満杯に盛ってゆくのは何ゆえか・・・、じぶんでも説明が

つきませぬ。

 

 採算上(モチロン食べる側のです)、割の合わぬ料理法への意地か、
はたまた単なるどケチ
というのか。

 

 

 一応わが身の胃袋への考慮はしていて、お皿にはどれも

ほんの糸ミミズ?ほど、いやぁ、正直に書けば親指ほどの量ずつ

しか乗せていない。それでも程なくするとすぐ胃袋容量を超えて

しまって、ギブアップ!  どんな糸にしても、約四十種のランチ

とあってはそれはムリでやんす。

 

 周りの客はすでにランチを了えていつの間にか居なくなってて、

目の前には、食べられないまま残してしまったお皿があるばかり。

 ―だから、言ったでしょ、取り方がよくないの!

いちどに乗せたりしないのっ!

横で、娘のあきれ顔、ややブベツ?顔。 

 

微妙なコッケイな母娘のやりとりを、笑って聞いてる優しいムコさん。

 

 

タビのミソラでまたもや、ドジでカッコわるいテツを踏み、

 ―ゴメンナサイ、残してしまって、おゆるしを!―

 スタッフさんに謝りながらお盆を返却してきた。

 

 

 

       美し森の散策ですって

 

 容量をはるかに超えたお腹で歩くのもしんどい。

バスに乗ってやれやれと思うも、数分もせず又降りるのだと。

 これから、徒歩で山を登っていくのだと。

 

 なによ~、このツアー、まだ食べたばかりでしょ、ザンコクな。

 

 結構、急な坂道をヨイショ、ヨイショ、

 登るごとに空が拡がり、遥か向こうに見えて来る山並み。


 あ 富士山!!   まわりの誰かの声があがる。
 
え 富士山?!   どこに? どれ?  あぁ~ ほんとだぁ!

奇麗!!   歓声があがる。

 

 昨日から朝にかけての雨に洗われて、山の空気は冴えわたり、

山の景観はこよなく素晴らしい。

 

その時はまだ 初冠雪のことは知らず、帰宅した日の夕刊の

一面に 

 

“世界遺産 初の雪化粧”の 文字

白いベールを被った富士の山の  美しい写真の掲載があった。

  

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