2013.01.08 冬枯れの山
   ★ 詩 ★

  冬枯れの山

遠い山々を あたためるような 
柔らかな陽ざし
ときおりつめたい風が 
ぴしっ ぴしっ 空気を裂く
枯れ枝に鈴なりになって 
止まる まんまるな雀の群れ

この冬は あの人も 
あの人もいない
不安な耳や目を閉じてしまっても
季節はかわる 冬は来る
季はめぐって
水のあらし 地のあらし 
ひとの世のあらしが 吹き荒れる
 
雀たちは昨日を振りかえらず
明日も夢見ず 
ぱらっ ぱらっ 降るように
おりてきては 今日の瞬間の 
刻を啄んでいる

百日後 千日後に逝くひとも 
畠を耕し
いってらっしゃい おかえり
言葉を交わし 水を呑み干し 
季節を啄んで 

そうして 幾数年目の冬は来て
このくにの冬枯れの山の 
稜線のあたり

おだやかな日が
差して



  ***
手紙をくれた受刑者の連座した事件は、犯罪史上に残っている。

・・書簡や拙文の詩など、諸氏に読んでもらい、本人個人情報
開示も可・・ということではあるが、ブログで発表、となると、
事情も変わってくるかもしれない。

アメリカの獄中から短歌を詠む 郷隼人という歌人がいる。
終身刑のようだが、犯罪の概要は公表されてないようだ。
同じ終身刑でも、アメリカと日本の違いもあり、事件の概要を
公表すれば、必然、当人の名も知れる。

ブログで、どの程度明かしてよいのか・・・、
正直、判断しかねる。
当人に確認しないといけない・・とも思う。

“塀の中”へ、なかなか返信を書き出せないでいるのだが、
ここにきて、いよいよ、重い腰・・いや、重いペンを持って
いざ! 書かなくては・・・


  つづきはまた いずれ




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